〈公演詳細〉
”TRIANGLE -First Page-”
ここから始まる物語
3人の振付家による文学作品を題材とした3作品を上演。
各作品はこの公演からさらにクリエーションを重ね、それぞれの物語を完成させ上演していきます。
今回はその一部、物語の序章をお届けいたします。
「ここから始まる物語」をお見逃しなく!
日時:
2024年 6月29日(土)〜30日(日)
13:30開場 14:00開演
17:30開場 18:00開演
出演:梶田留以
柴山紗帆[新国立劇場バレエ団]
中島瑞生[新国立劇場バレエ団]
岡本壮太渡部義紀
振付:石原一樹・岡本壮太・渡部義紀
会場:CCJ STUDIO
東京都港区海岸3丁目12−9 2F
ゆりかもめ芝浦ふ頭駅より徒歩4分
JR田町駅東口より徒歩15分
チケット情報:
全席自由 7,000 円(税込)
チケットお申し込みフォーム:
https://forms.gle/trp43xy3kXweV45r6
上演作品
『W.W.W.』〜マクベスより3人の魔女〜
振付:岡本壮太
出演:梶田 留以、柴山 紗帆、岡本 壮太
シェイクスピア作『マクベス』より”3人の魔女にフォーカスを当てた本作は、中世に起こった魔女狩りと現代社会が持つSNSやメディアの問題を照らし合わせ、”きれいで汚い、汚くてきれいな人間を描く。
『檸檬』
振付:渡部 義紀
出演:中島 瑞生
梶井基次郎の小説『檸檬』を題材に、芸術家が自身の表現を模索し、過去に愛していた美学と決別する姿を描き出す。新たな美しさを捉えようとする主人公「私」に”檸檬”がもたらした解放とは。
『ドリアン・グレイの肖像』
振付:石原一樹
出演:中島 瑞生、渡部 義紀
オスカー・ワイルドの小説『ドリアン・グレイの肖像』を題材に、美しい青年ドリアンがもつ美への執念と心の闇を描く。罪を重ねるごとにドリアンの魂は退廃し、肖像は醜い姿へと変貌を遂げる。
出演者プロフィール
梶田留以 Rui Kajita
福島県出身。バレエを安部仁子に師事。大阪芸術大学舞台芸術学科舞踊コースに入学し、バレエを堀内充、望月則彦に、モダンバレエを加藤きよ子に師事。卒業後、新潟市民芸術文化会館専属舞踊団Noismに所属。2016年より東京に拠点を移し、遠藤康行、森山開次、柳本雅寛、島地保武等の作品に出演。また近年ではミュージカル、コンサートなどにダンサーとして出演、同時に様々な作品で演出・振付アシスタントとしても活動している。
©Yasuhiro Okada
柴山紗帆 Saho Shibayama
東京都出身。田中洋子、スヴェトラーナ・オシエヴァ、デニス・マーシャル、マジョリー・グルントヴィに師事。バレエスタジオDUO、ハリッド・コンサーヴァトリー、ピッツバーグ・バレエシアター・スクールで学ぶ。2014年にソリストとして新国立劇場バレエ団に入団し、『くるみ割り人形』『シンデレラ』『白鳥の湖』『ラ・バヤデール』『ドン・キホーテ』『ライモンダ』『竜宮 りゅうぐう』『ジゼル』『コッペリア』『夏の夜の夢』の主役やバランシン『テーマとヴァリエーション』『シンフォニー・イン・C』第一楽章を踊り、好評を博した。21年ファースト・ソリスト、23年プリンシパルに昇格。
中島瑞生 Mizuki Nakajima
10歳でバレエをはじめ、2012年、新国立劇場バレエ研修所に入所。予科生、本科生として計 4 年間 研鑽を積む。2016 年新国立劇場バレエ研修所修了。同年新国立劇場バレエ 団に入団。現在、ファースト・アーティストとして活躍中。主な出演作として、 牧阿佐美版「ライモンダ」にてベルナール、ピーターライト版「白鳥の湖」にて ベンノ役、クリストファーウィールドン振付「 不思議の国のアリス」にてルイス キャロル / 白うさぎ役、アラスターマリオット版「ジゼル」にてペザントのパドドゥなどがある。今期待のバレエダンサー。
岡本壮太 Sota Okamoto
神奈川県出身。8歳よりバレエを始める。2003年、東京バレエ学校少年科在籍中には「文化庁新進芸術家国内研修生」に選出される。05年にドイツ国立ベルリンバレエ学校に入学、09年に同バレエ学校及びベルリンErnst Busch大学バレエ科卒業(Bachelor of arts取得)。その後、14年までドイツ・メクレンブルグ州立劇場シュベリンバレエ団に在籍。帰国後はNoism1を経て、15年より東京バレエ団に入団。在団時には「白鳥の湖」、「くるみ割り人形」などの古典作品のほか、モーリス・ベジャール振付「春の祭典」、「ザカブキ」、「中国の不思議な役人」、ローラン・プティ振付「アルルの女」など現代振付家の作品に多数出演。シルヴィ・ギエムファイナルツアーをはじめとする国内ツアー、イタリア、ドイツほか、海外ツアーにも参加。 18年に同団を退団。その後はダンサーとしてだけでなく、振付家としても活躍。
東京バレエ団、DAIFUKU、アーキタンツ アーティスト・サポート・プログラム スタジオパフォーマンスなどに作品を提供。また、コンクール出場者に向けてのソロ作品を手がけ、多数受賞するなど、後進の指導も積極的に行っている。
近年では、SAI DANCE FESTIVAL 2023 Competitionにて、Contemporary Ballet of Asia(韓国)招聘作品に選出される。23年12月には自主企画公演《TREFFPUNKT》主催。24年よりCCJ(一般社団法人コレオグラフィックセンター)にて、振付家、プロデューサーとして活動の場を広げている。
©琴里
渡部義紀 Yoshiki Watabe
13歳よりバレエを始め、MIHO BALLET SCHOOLにて阿久津美歩に師事。その後日本ジュニアバレエ、AMスチューデンツ28期生として入所。2012年第15回NBAバレエコンクール出場シニア部門第2位受賞、ミラノ・スカラ座バレエ学校へ入学する。2015年新国立劇場バレエ団に入団。Dance to the future 2020では共同制作企画にてチームリーダー兼ダンサーとして出演。Dance to the future 2021では柴山紗帆、益田裕子、赤井綾乃、横山柊子共同振付作品「≠」の音楽「Da Sein」を制作。また、上島雪夫振付「ナット・キング・コール組曲」ではソリストを踊るなど、全ての公演に出演。2023年6月に同団を退団し、同年9月にダンス公演「ナルシス」に出演。現在はダンサー、振付家として活動の場を広げている。
©琴里
お問い合わせ
info@choreographic.jp
主催:CCJ(一般社団法人コレオグラフィックセンター)