パリ・オペラ座 ー響き合う芸術の殿堂ー
パフォーマンス『バレエへの誘い』
2022年11月5日から2023年2月5日にかけてARTIZON MUSEUMにて開かれた展覧会「パリ・オペラ座 ー響き合う芸術の殿堂ー」の関連イベント として『バレエへの誘い』を開催致しました。
パリ・オペラ座 ー響き合う芸術の殿堂
パリ・オペラ座は、バレエやオペラの輝かしい殿堂としてよく知られた劇場です。ルイ14世によって1669年に設立されたパリ・オペラ座は、その歴史を通して台本作家や作曲家、美術家に、芸術的な進展や技術的な革新を可能にする表現を常に注文してきました。この展覧会では、パリ・オペラ座の歴史を17世紀から現在までたどりつつ、さまざまな芸術分野との関連性を示すことで、その魅力を「総合芸術」的な観点から浮き彫りにします。特に対象とする時期は、19世紀から20世紀初頭。これはロマンティック・バレエ、グランド・オペラ、バレエ・リュスの時代にあたります。フランス国立図書館をはじめとする国内外の約250点の作品により、芸術的、文化的、社会的な視野からパリ・オペラ座の多面的な魅力を紹介し、その歴史的な意味を明らかにします。パリ・オペラ座と諸芸術との多様なつながりをテーマとする、これまでにない新たな試みです。
『バレエへの誘い』プロダクションノート
パフォーマンスはパリ・オペラ座バレエの歴史を辿るように、3つのパートから構成されています。
初めにバレエの基礎となるポジションや動きが展開され、続いてロマンティック・バレエの代表的な作品である『ジゼル』と『コッペリア』をモチーフとした2つのソロがそれぞれの世界観を創り出します。最後には20世紀から現代に至るまでのバレエの軌跡を短い時間で駆け抜けていきます。パリ・オペラ座バレエの伝統を重んじながらも、常に挑戦しつづける姿を描けるよう創作しました。
石原一樹(CCJ)
日時
2022年11月18日[金]18:10 ー18:30
2022年11月25日[金]18:10 ー18:30
場所
アーティゾン美術館 6F展示ロビー
主催
公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
ダンス・ドラマトゥルク
芳賀直子(舞踊史研究家・大正大学 客員教授)
企画協力
一般社団法人コレオグラフィックセンター(CCJ)
出演者
渡辺理恵、鈴木優 他
演出・振付
石原一樹